日本留学は日本語学習者の「日本」イメージを左右 するのか―日本事情教育カリキュラムの関連性から の一考察―
The Relationship Between Learning Experience in Japan and the Change of the Individual's Image of Japan - ÇOMÜ Evaluation on the Relationship with the Japanese Language Education Program
Author(s): Tolga Özşen
Subject(s): Education, Foreign languages learning, Geography, Regional studies, Cultural Anthropology / Ethnology, Identity of Collectives
Published by: Transnational Press London
Keywords: japanese image; perception of japan; japanese language education; education programs; japanese language;
Summary/Abstract: 近年、日本のドラマのインターネット上の視聴サイトや小説及 び漫画のトルコ語版の数が著しく増えていると同時に、主専攻の学 科のみならず全国において 50 以上の機関に選択科目として日本語 講座が開講されている。このように、「日本」に対する関心が深化 し、多様化していく中で、トルコの日本語学習者が「日本」をイメ ージとしてどのように位置付けているのかについて考えることは、 今後のトルコの日本語教育の質を向上させる上でも重要な課題の一 つである。 日本人や日本語イメージに関する研究ついては、これまでにも トルコの大学の日本語学習者を対象にしたものがある。しかし、国 際交流の一環として、毎年十数人のトルコ人日本語学習者が日本へ 留学をしているという現状の中、学習者の「日本観」がどのように 変容しているのか、そしてその変容の背景にどのようなものがある のかについては「留学」との関係ではほとんど議論されていない。
Book: Japon Dili ve Kültürü İncelemeleri - 日本語・日本文化諸考究
- Page Range: 15-37
- Page Count: 23
- Publication Year: 2017
- Language: Japanese
- Content File-PDF